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カンカ(管花ニクジュヨウ、以下カンカ)も、中国では健康を願う植物として古来より用いられており、俗に「砂漠の人参」とも呼ばれています。中国西部の砂漠地帯に自生する低潅木のギョリュウ等の根に寄生する大型のキノコのような不思議な植物です。
現在、中国政府は野生のカンカの採集を禁止しており、シルクロードのタクラマカン砂漠南端の町ホータン(新彊ウィグル自治区)がカンカの人工栽培の中心地になっています。ホータンは崑崙山脈とタクラマカン砂漠の接点にあるオアシスで、絨毯と玉器が有名で、また、美人の多い街としても知られています。
カンカは貴重なもので、地元のウイグル族は、はれの祝宴があると砂漠に採取に出掛け「健康長寿」の一品として必ず食しています。普段、新鮮なカンカは、スライスして羊肉と炒めたり、スープの材料にしたり、また乾燥してお茶にしたり、酒に浸したりと様々な形で利用されています。カンカを食した100歳を超えた老人が子どもを得たなどといった話もあり、健康素剤として珍重されています。
現在は、人工栽培法が確立されたことから資源的な問題はなく、中国ではカンカの健康成分の実用化が進められています。日本でも最近、ドリンク剤、健康食品などとしての用途開発が進められています。
カンカはニクジュヨウと形態的に似ており、ほぼ同じ成分を含有しています。薬理実験からも様々な効用を持っていることが実証されました。また、ホータンの方々がいつまでも強靭な体力でいられるのは、このカンカを食しているからこそ実現できているのだと“健康素剤”の意義をつくづく感じとったものです。 |
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