昔と比べて木造住宅が少なくなった昨今では、「すきま風」って何ですか? というくらい気密性の高い住宅が増えましたね。寒さを感じることなく過ごせるようにはなりましたが、その反面、空気が入れ替わらないため、室内に新鮮な空気を自主的に取り入れる必要があります。
汚れた空気の中で生活するのは健康面によくないばかりではなく、特に石油ストーブやガスストーブを使っている場合には空気中の一酸化炭素濃度や排気ガスが増えてしまうため危険です。面倒だとは思っても、1時間に1度は2〜3分間、空気の入り口と出口を確保できるように2か所の窓を開けて換気をしましょう。もし、窓が1か所しかなかったりして部屋全体に空気が通りにくい場合は、扇風機や換気扇を使って風を通すのもよい方法です。
また、風邪の予防として加湿が有効だといわれていますが、これはのどや鼻の粘膜が乾燥した状態では外部からのウィルスや菌の攻撃を受けやすいためです。また、ウィルス自体も乾燥した低湿度の空間を好むといわれており、そのような状況下では活発になります。
のどや鼻の粘膜の防御機能を発揮させるためにも、ウィルスの動きを弱めるためにも、適度な加湿は大切です。一般的には湿度60〜70%、室温20度前後がよいとされていますので、目安にしてみてください。
加湿器をお持ちではない方でも、清潔なバスタオルを濡らして部屋に干したり、観葉植物を部屋ごとに置くといった方法でも水蒸気が部屋に広がり湿度は上がりますので、是非お試しになってみてください。
スコヤカアドバイザー(看護師)