まだまだ残暑厳しい日が続きますが、涼しい季節まであと少しです。元気を取り戻す、昔ながらの知恵をご紹介します。元来夏バテは汗をかきすぎて水ばかり飲んでいるうちに、体内のミネラルのバランスが崩れてしまうことが主な原因でした。けれどもエアコンの普及した現代では、暑い戸外と涼しい室内の行き来による体温調節が体にとって大きな負担となり、自律神経の乱れによる夏バテが増えてきています。
そこで、なるべくエアコンを使わないことが夏バテを乗り切る方法のひとつとなります。それには昔からの風習の「打ち水」が効果を発揮します。打ち水は家の周りに水をまいて、その気化熱によって地面の温度を下げる方法で、夕暮れに打ち水をすると夜涼しく過ごすことができます。マンションのベランダなどでも応用できます。また、直射日光を防いで照り返しを遮る、「すだれ」はいかがでしょうか。見た目に涼しい上、太陽の熱をやんわりと吸収してくれます。ベランダがコンクリートの場合、「すのこ」などを置いて熱の吸収を防ぎましょう。
扇風機も使い方によって効果が倍増します。室内の風通しをよくするには、できるだけ部屋の対角にある窓を開けておくのが理想的ですが、構造上難しいこともありますね。そういう時は、窓やベランダの外に扇風機を置きますと外気を誘い込むことができます。
その他、体の内側から元気を引き出すには、昔ながらのジャパニーズ・ハーブでもあるシソや茗荷、ゴマ、梅などをお料理に活躍させましょう。さわやかな香りとともに食欲をそそります。ちょっと昔の知恵を借りて、暑さを楽しみながら乗り切りましょう。
スコヤカアドバイザー(看護師)