夏バテ予防というと「土用の丑の日の鰻」が有名ですが、うなぎには体の抵抗力を高めるビタミンAやビタミンAの吸収を高める脂質の他、ビタミンB1、B2、E、D、ミネラルなどもバランス良く含まれています。
土用にうなぎを食べる習慣が一般化したきっかけは、幕末の学者平賀源内が、近所の鰻屋に夏場にうなぎが売れないので何とかしたいと相談され、「本日、土用丑の日」と書いた張り紙を出したところ、大繁盛した…といわれています。
ところで、「うなぎと梅干は食べ合わせが悪い」と耳にしますが、これには医学的根拠はなく、梅干やレモンなどに含まれるクエン酸は、疲労回復効果や自然治癒力を高める効果などが期待されます。脂っこいうなぎの消化吸収を助けることから、良い食べ合わせといえるかもしれません。
クエン酸といえば、暑い時期の部活動やスポーツの差し入れの定番に「レモンのはちみつ漬け」がありますが、レモンのさわやかな香りと酸味(クエン酸)、はちみつの糖分とミネラル分の摂取は運動で疲労物質が蓄積した体にとっては理に叶ったものなのです。皆さんも体を動かした後や外出から帰った後にお試しください。お湯や炭酸水で割ったレモネードもお勧めです。
スコヤカアドバイザー(管理栄養士)