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今回のご相談
毎年、今頃は「熱中症」のニュースを耳にしますがならないための知恵について教えてください。
アドバイス

強い日差し、むしむしとした暑さが続く毎日。こんな時期に起こりやすいのが熱中症です。熱中症とは、暑い環境で起こる障害の総称で、熱失神、熱射病などを指します。最も重症なのが熱射病であり、死に至る可能性もある障害です。

熱中症の発症には、環境要因(気温、湿度など)と身体要因(体調、暑さへの慣れなど)が関連しています。今週は、熱中症に関連する要因を踏まえ、熱中症にならないための知恵をご紹介します。

(1)「水分だけでなく、塩分と少量の糖分も摂る」
熱中症は体温の調節能力が低下し、熱が放散できないことにより生じます。体温の調節は汗や皮膚などからの不感蒸泄によって行われますが、汗には塩分も含まれており大量の汗をかくと水分とともに塩分が失われます。水分だけを補給しても、塩分が不足すると水分の吸収は悪く、せっかく補給した水分も尿として排出されます。0.1〜0.2%の塩分と3〜5%の糖分を含んだ水かスポーツドリンクをこまめに飲むようにしましょう。

(2)「徐々に身体を暑さに慣れさせる」
熱中症は急な温度の変化に対応できないことも原因です。日中一番暑くなる時間帯を避けて屋外へ出て、徐々に外気温に身体を慣れさせていくとよいでしょう。慣れないうちは無理して運動をせず、軽い運動から始め、疲れたらやめることを心がけましょう。

(3)「吸湿性、通気性のよい服装で外出、休憩時には身体を冷やす」
吸湿性、通気性のよい服装は、汗や皮膚からの熱の放散を促し、体温調節をよくします。また、長時間外出される場合は、休憩時に首や脚の付け根に走っている太い動脈を濡れたタオルや保冷材などで冷やして、身体に溜まった熱を冷やしましょう。

まだまだ暑い日が続きますが、熱中症にならないように元気に過ごしてください。

スコヤカアドバイザー(看護師)

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