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日本蜜蜂を知り尽くすマエストロ 養蜂家 富永朝和さん |
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the most beautiful villages in Japan. 本場フランスに倣(なら)った日本版の「最も美しい村」連合に加盟する信州・伊那谷中川村。
中央アルプスと南アルプスに囲まれ、のどかで美しい里山の風景が広がるこの地で、富永朝和さんは日本蜜蜂の養蜂家として長年にわたり活躍してきました。
「百花蜜」といわれ伊那谷に咲き乱れる季節の花々から採取される「日本蜜蜂のはちみつ」そして「日本蜜蜂」への溢れる思いを富永さんに伺いました。 |

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日本蜜蜂を知り尽くすマエストロ 養蜂家 富永朝和さん その4 |
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編集部:病気や環境の異変などからでしょうか。昨年頃から内外で西洋蜜蜂が大量に消失したというニュースを耳にします。日本蜜蜂は大丈夫なのでしょうか?
富永さん:長い間、蜜蜂は植物の受粉に役立ってきました。
こと日本蜜蜂は日本の自然の中で長年棲息してきたこともあり、生態系の維持に欠かせない生き物になってきています。
病気にも強いといった利点もあり、これからますますその存在意義を高めていくと思いますね。
実際、日本蜜蜂は内外での注目度も高くなり、私のところへは海外から研修に訪れる人も数多く見えます。
いま、世界はもとより、日本各地で西洋蜜蜂の多くが姿を消したために、果樹の産地は右往左往の騒ぎになっているといいます。
このあたりではたわわに実っているブルーベリーも、蜂不足がささやかれる山梨では8月になっても実らないので困っているという話を聞きます。
果樹の栽培現場では蜜蜂の影響は無視できない状況にあることは間違いないですね。
編集部: 農業という産業の振興を考えるうえでも蜜蜂は大事な一翼を担っているのですね。
富永さん:これまで蜜蜂いえば西洋蜜蜂一辺倒で、日本蜜蜂に目を向ける人はごく限られたものでした。
いってみれば見捨てられていた存在でしたが、西洋蜜蜂が減ってきて初めて日本蜜蜂の性質や働きに時代の目が移ってきました。
そういう意味では、永いこと私が研究してきた成果がやっと日の目を見ることになったわけです(笑)。
中川村は、りんごや梨、ぶどう、いちご、桃、ブルーベリーなどの栽培が盛んですが、「なんとか力を貸して欲しい」と地元の果樹組合も協力を仰いできています。
養蜂家として自然の財産を生かした蜜を採取するだけでなく、日本蜜蜂が産業の振興にも一役買うことになって感慨もひとしおですね。
また、伊那谷にともに生きる者として、歴史と伝統をもつ養命酒さんを通して、「日本蜜蜂のはちみつ」をお客様にお届けできる喜びも私自身の大きなやり甲斐に繋がっています。
編集部:農産物の振興にも長年の養蜂経験が活かされ、まさに面目躍如といったところですね。
「日本蜜蜂」をこよなく愛し、ともに暮らしてきた富永さんの匠の技と熱い思いが詰められた
「日本蜜蜂のはちみつ」。オンリーワンのこの味わいは、これからも見逃せませんね。
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