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日本蜜蜂を知り尽くすマエストロ 養蜂家 富永朝和さん |
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the most beautiful villages in Japan. 本場フランスに倣(なら)った日本版の「最も美しい村」連合に加盟する信州・伊那谷中川村。
中央アルプスと南アルプスに囲まれ、のどかで美しい里山の風景が広がるこの地で、富永朝和さんは日本蜜蜂の養蜂家として長年にわたり活躍してきました。
「百花蜜」といわれ伊那谷に咲き乱れる季節の花々から採取される「日本蜜蜂のはちみつ」そして「日本蜜蜂」への溢れる思いを富永さんに伺いました。 |

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日本蜜蜂を知り尽くすマエストロ 養蜂家 富永朝和さん その3 |
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編集部:前回までは日本蜜蜂の飼育の難しさ、蜂蜜の貴重さについて富永さんに教えていただきました。
富永さん:日本蜜蜂は日本の風土に永く生きてきた日本固有の蜂です。
飼育自体は確かに大変ですが,個体としての魅力は飛び抜けています。大人しい習性で,いたずらに人を刺さない。
伝染病など病気には強いし、ダニなどにも負けない。
消毒や防除など周辺の果樹や水稲の栽培環境にも強いんです。
問題なのは、ただ神経質なだけ(笑)。
日本蜜蜂の気持ちを理解する人だけしか飼えない気難しさは大変なものがありますが・・・。
編集部: 日本蜜蜂の蜜の採取は2、3年に一度といいますから、それだけですでに貴重ですね。
製品について富永さんからアピールしたい点を改めてお聞きしたいのですが・・・。
富永さん: 蜜の瓶詰めまでは相当時間が掛かるという意味でも日本蜜蜂との付き合いは寛容でなければ養蜂家は務まりません(笑)。
また、日本蜜蜂はたくさんの自然の花から蜜を採取しますが、厳密にいうと色や香り、味わいは微妙に違います。
でも味わいのこの奥行きの深さこそが個性。凄くいい蜜が採れる年もあれば、平年並みの年もある。自然相手の農産物という側面もあるんですね。
当たり前のことですがここが工業製品との絶対的な違いです。
蜂蜜には加熱処理されているものと、加熱処理されていない生きたままの蜂蜜の二種類があります。
私の『蜂蜜』は香りと味わいを重視するのであえて加熱処理はしませんが、そのため蜜中の酵素やビタミン類が破壊されずに残っています。
また、蜂蜜は生きているので、その酵素が活性化し蜂蜜自体が発酵して白い泡を出すこともあるんですね。
「日本蜜蜂のはちみつ」の中に、白く濁っているものがあるのは、その泡のためなんですね。
温度に敏感な商品ですから、中には結晶化したり、表面に黄色い幕が張ることもありますが、品質には問題はありませんのでどうぞ安心して召し上がってください。
もし瓶の中で一部が白く結晶化したら、湯煎してもらえば泡や結晶は消えますが、直接火にかけたり鍋でぐつぐつ煮立てたりはしないように。
高温にさらされると蜜の栄養分が壊れてしまうし、白い結晶が溶けて味自体が変わってしまうことがありますから。
それだけ『日本蜜蜂のはちみつ』は蜂同様に、蜂蜜自体も繊細なのです。
編集部:瓶の中に、黒い粒を見かけることもたまにありますね。
富永さん:味わいも一級品を自負していますが、特有の『粘り』も日本蜜蜂ならではのものです。
「日本蜜蜂のはちみつ」は非加熱で濃厚なため機械ろ過ができないので、ろ過処理をするのはもっぱら目の粗い布。
黒い粒が入っている場合もありますが、これは花粉のカラですからご安心ください。
いってみれば100%天然物の証明でもあるんです。
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その4へ続く
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