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第六条 自分自身の検診基準を見つけよ |
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歳をとり健康診断を受けて検査結果を受け取るのが楽しみでもあり、怖いことでもあります。健康診断の結果が「基準値よりも高い、低い」と判定されてくるからです。
数年前だとこの「基準値」が「正常値」といわれていたことをご存知の人もいると思います。「正常」の反対は「異常」ですから、異常と判定されれば「私は病人」と思い込んでしまったのです。現在その正常値が基準値にかわっています。内容は変わらないのですが、誤解を招く恐れがあったからです。
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基準値とは「95%の健康な人の値はこの基準内に入るので、検診値が基準内に入っていれば、この検診値から観察される症状には問題がないと思われる」ということです。では基準外の人はというと「5%の健康な人の検診値です、体質により基準値を外れています。」ということで、95%何らかのリスクがありますよということです。「基準値を外れています」といわれれば「体には異常が無いのに何故だろう、病気の前触れだろうか?」と心配になります。その前触れである確率は多いのですが、一概に基準外=半健康人というわけではありません。
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基準値は「日本人の検査結果を統計処理した時、健康人の95%がこの範囲に入っている」ということです。人種が違えば当然検診値も違ってきます。
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また、日本人の顔が一人ひとり違うと同じように、一人ひとりの検診値も違っています。自分の検診値が基準値を超えていても、20代から数値が変わっていなければそれは自分の基準値と考えるべきです。自分自身がどの様な検診値を持った体であるか知っていることが大切です。
それには毎年検査を受け、毎年検診値がどの様に変化しているのか知っておく必要があります。自分の検診値が基準内であっても段々高くなったり、低くなったり、突然変化が起こったりする「変動する基準値」は要注意です。何らかの体の変化を考えるべきでしょう。
〈体重〉、〈血圧〉、〈総コレステロール〉、〈中性脂肪〉、〈空腹時血糖〉、〈Hb1〉は検診の値を年毎に書き加えて管理してゆくことです。健康長寿の第六歩目「自分自身の検査基準値を知っておくこと」です。
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