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健康知っ得情報  「食育でみんな元気!〜食育基本講座〜」   矢島 恵美子先生


養命酒本舗では、健康に役立つ【知って得する健康情報】をお届けします。毎日のあなたの健康にお役立て下さい。
矢島 恵美子 織田栄養専門学校 専任講師 栄養学 食生活論担当 矢島 恵美子 織田栄養専門学校 専任講師 栄養学 食生活論担当
平成元年(株)ニッコクトラスト入社、国立オリンピックセンター勤務。
退職後、現場経験を実習に取り入れ学習指導にあたる。若者向け雑誌「Happie nuts」などの 栄養アドバイスを手掛ける。
織田学園
1  食育ってなあに? 2  おうちで楽しく食育!
3  正しく箸が持てる子に! 4  子どものうちから学ぶ食べ物選び!

3  正しく箸が持てる子に!

 日本の食文化の基本といえば、食事を箸で食べるという箸使いです。ところが昨今、箸をきちんと持てない子どもが急増しています。食事の中で箸使いは、他人を不快にさせないマナーでもあるし、箸使いが上手ければ食も進み料理のおいしさも味わえるでしょう。伝統食である和食を食すには、箸は欠かせません。箸使いは、文化の伝承にも通ずるのです。カタカナ料理が蔓延する中、生活習慣病予防で見直したい和食文化。わが子の子育てに「箸使い」を教えることが食育でもあるのです。
*いつごろから箸を使えるの?
 考え方は様々ありますが、持ち始めから正しい持ち方を教えることがポイントです。さんざん持ち慣れてから「その持ち方は違うよ」と言われても子どもも戸惑ってしまうでしょう。もちろん、最初から「ちゃんと持つ」は、難しいことですが「とりあえず持てれば」ではなく、正しい持ち方で学ぶことが大切なのです。
 したがって、箸に興味を持ち始めたから持たせるより、標準的な子どもの成長から考えると、指の動きが柔軟になり物事に理解力がついてくる3〜4歳ころが持ち始めの目安といえるでしょう。反復練習に効果があるので幼稚園や保育園に通われているお子さんなら、園での開始時期に合わせると箸への興味もひとしおです。
*どんな箸がいいかな?
 大好きなキャラクターで軽いプラスチック製の箸は、子どもの興味を引きますが、初めて持つには安定感が無く、表面が丸くて滑りやすいので使いにくいようです。最初に持つ箸は、凹凸があったり表面がざらざらと滑りにくい質感になってたり、また箸先に滑り止めがあるものや程よい重量感があるもの、四角や六角箸などを選ぶと食べ物を上手に掴むことができます。
 まずは、食べ物を掴みやすい箸を選ぶと自信がつき、正しく持つ習慣も養われやすくなります。持ちづらいと余計に手に力が入って間違った持ち方を学習することになってしまいます。箸の長さは、子どもの手に合わせるとよいでしょう。長さも持ちやすさに影響するので目安をご参考に選んでみてください。
箸の長さ目安表
箸の長さ 年齢 身長
13cm 1歳半〜2歳半 100cm
14.5cm 2歳半〜4歳 100〜110cm
16cm 5歳〜6歳 110〜120cm
17.5cm 小学校1〜3年 120〜130cm
*箸使いはマナーも大事!
 使い始めからマナーも正しく覚えさせましょう。ねぶり箸・刺し箸・探り箸・持ち箸・迷い箸・涙箸・渡し箸・たたき箸などは、子どもにクセ付きやすい仕草です。途中から注意するのではなく、最初のうちからしっかりと教えてあげてください。
*箸使いは、遊びの中でも学習できる!
 食事のたびに箸使いを注意されても、なかなか持てない子どももいることでしょう。そんなときは、遊びの中に箸使いを取り入れてみては、いかがでしょうか。
 食育の研究で都内の保育園児を対象にチャレンジ!乾燥した豆を用いた豆つかみ競争やスポンジを小さく切って練習したり、結び目を作って掴みやすくした毛糸の掴み取り。
 子どもたちは、興味津々で取り組んでくれました。一生懸命、小さなものに集中する光景には、子どもたちのやる気や集中力も養われているようです。
 使いは、子どもの感性も豊かにてくれるんですね。ぜひ親子でチャレンジしてみてください。案外、大人の方も上手くなっちゃうかも・・・。
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