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健康知っ得情報  「伝統料理と郷土食」   矢島 恵美子先生


養命酒本舗では、健康に役立つ【知って得する健康情報】をお届けします。毎日のあなたの健康にお役立て下さい。
矢島 恵美子 織田栄養専門学校 専任講師 栄養学 食生活論担当 矢島 恵美子 織田栄養専門学校 専任講師 栄養学 食生活論担当
平成元年(株)ニッコクトラスト入社、国立オリンピックセンター勤務。
退職後、現場経験を実習に取り入れ学習指導にあたる。若者向け雑誌「Happie nuts」などの 栄養アドバイスを手掛ける。
織田学園
1  各地のおもな郷土食 〜東海地方編〜 2  各地のおもな郷土食 〜近畿地方編〜
3  各地のおもな郷土食 〜中国地方編〜/〜四国地方編〜 4  各地のおもな郷土食 〜九州・沖縄地方編〜
5  とっておき郷土食レシピ!  

3-1  各地のおもな郷土食 〜中国地方編〜

 中国地方は、鳥取・島根・岡山・広島・山口の5県から構成されます。本州の西部に位置し、中国山地が東から西へ延び、北部を山陰といい日本海に面した地域で冬は雪に覆われる地域です。また、南部は山陽といい瀬戸内海に面した雨の少ない気候の地域です。
 鳥取は、江戸時代まで漁港が整備されていなかった経緯もあって「魚の代わりに豆腐を食え」と言い伝えられたことから「豆腐飯」「こも豆腐」「豆腐ちくわ」などが伝承された料理にあります。
網漁が盛んになり「えび」「かに」「かれい」が食卓にも上がるようになってきました。島根には、穴道湖があり「穴道湖七珍(特産である魚介類の総称)」が特産物にあり伝統料理に登場します。岡山は、雑穀の栽培が盛んで、民話「桃太郎」にも登場する「きび」で作られた「きびだんご」が名物になりました。 かにも食卓に
魚類では、小魚から作られた「ままかり」があり、その他の魚介類から作られた「さばの丸ずし」「このしろずし」「祭りずし(ばらずし)」があります。
 広島は、瀬戸内海に面しており、魚介が多種にわたって捕れます。とくに「かき」の養殖が盛んで、郷土食にも「かき飯」「土手鍋」があり、雑煮に用いたりもしています。また、野菜では「広島菜漬」が、伝承されています。山口の郷土料理には、新鮮な魚介類が多く登場します。とくに下関では、「とらふぐ」を「ふく(福にかけて)」と呼び、珍重されています。
3-2  各地のおもな郷土食 〜四国地方編〜

 四国は、香川・徳島・愛媛・高知の4県を含みます。ここは、いずれも温暖で瀬戸内海側は、降雨が少なく水不足に悩まされることが多い地域で、太平洋側になると台風の影響を受けやすく降水量多い地域であり、南北で対照的な気候を持っています。
 香川は、その昔、讃岐と呼ばれ讃岐三白(塩・綿花・砂糖)は、降雨の少ない土地柄にも適した作物として名産品となりました。また、裏作で作られた小麦を使った「讃岐うどん」は、祝い膳に登場することに始まり現在は日常にも欠かせない伝統料理となっています。
 徳島は、「あゆ」の名産地であることから「あゆ雑炊」が秋の風物にあがります。愛媛は、漁港が栄え海岸沿いに魚のすり身を用いた郷土料理の「さつま」という、その名の通り鹿児島から伝承された料理があります。
 高知も海産物に恵まれた地域で、近海物が食卓に多く上がります。とくに「かつお」は、捨てる部分が無いほどに料理され、「中骨の糠味噌汁」内臓の塩から「酒盗」が郷土食にもなっています。
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