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健康知っ得情報 「伝統料理と郷土食」
矢島 恵美子先生 |
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平成元年(株)ニッコクトラスト入社、国立オリンピックセンター勤務。
退職後、現場経験を実習に取り入れ学習指導にあたる。若者向け雑誌「Happie nuts」などの
栄養アドバイスを手掛ける。
織田学園
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各地のおもな郷土食 〜東北地方編〜 |
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東北地方は、青森・秋田・山形・岩手・宮城・福島の6つの県からなり、本州の約1/3の面積を占めます。気候は、北海道と同様に昼夜の寒暖差が激しく、冬は豪雪地域になるところが多く、夏は日本海から吹き寄せる風が奥羽山脈にぶつかりフェーン現象を引き起こし40度近い暑さになることもあると言われています。海岸沿いの地域では、やはり海産物の特産が目立ちます。山沿いや盆地には、山菜やきのこ、食用菊などがあります。
青森県の特産物に、「七子八珍(特産である魚介類の総称)」があります。それを用いた郷土食に「じゃっぱ汁」「けの汁」「いちご煮」が有名です。意外にも、「りんご」は明治以降、寒冷地に適したことで盛んに生産されるようになりました。
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秋田県は、米の名産地です。「秋田米」を用いた郷土食で「きりたんぽ鍋」や「だまこ鍋」が名物になっています。また、良質の米からは旨い酒も造られ、消費量の多い地域にもなっています。雪に埋もれる地域に野菜の漬け物「がっこ」は必需品ですが、塩分摂取も多く脳卒中などの生活習慣病が増加し始め、現在の漬け物は味が様変わりしつつあると言われています。
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このほかにも、「はたはた」や「しょっつる(魚醤)」も名産品にあります。山形県は、庄内では新鮮な魚介類が食され、内陸地域では干物や塩蔵魚介類、きのこや山菜が食卓にあがります。また、果物の特産物が多く「佐藤錦(さくらんぼ)」や「ラ・フランス(西洋なし)」が有名です。
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秋の風物詩で名高い「芋煮会」はその昔、山形城主の野宴の名残とされ、郷土食としても紹介されるようになりました。
岩手県も山形同様に沿岸部と内陸部で食文化が異なります。主にそばの産地として有名でわんこそば、そばかっけ、うちわ餅、また米・麦・粟(または稗)の三穀飯などの郷土食があります。
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宮城県は、大豆の産地であることから味噌造りが盛んです。気仙沼漁港が広く名高く、国内でも有数の水揚げ高を誇る地域となっています。伝統食としては、「仙台味噌」や「笹かまぼこ」「ずんだ」「はっと汁」などがあげられます。福島県は、川魚の「にしんのすし漬け」、大豆料理の「つと豆腐」、実だくさんの「こづゆ」が有名な郷土食です。 |


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