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健康知っ得情報 「知っているようで意外に知らない食事と体」 監修:惟村 直仁先生 |
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昭和60年東京農業大学博士後期課程(農芸化学専攻)修了
東京農業大学副手、聖マリアンナ医科大学研究員をへて、平成9年織田栄養専門学校の教員となる。
食品学、生化学を担当。TBS「はなまるマーケット」日本テレビ「ニュースプラス1、特集」など食品栄養情報番組のコメントなどを行う。
織田学園
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体から出る 気になる臭い |
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体の臭いはどこから
自分自身ではなかなか分からない体の臭い。若い時なら異性をひきつける
フェロモンと考えていたのが、いつしかいやな体臭となり加齢臭となってゆき
ます。体臭は体臭でもタバコの臭いや理髪剤、香水の臭いではなく、ここでは
本当に体の内部から出てくる臭いについ
て考えてみましょう。
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体臭を作る成分は体から出る「皮脂」と「汗」に起因しています。といっても「皮脂」や「汗」そのものが臭うのではなく、細菌の繁殖によって臭いの成分が発生するのです。つまり、体臭は生活状況によって変わるということなのです。では、加齢臭はどうでしょうか。老化は体内の抗酸化力の低下も一つの要因です。抗酸化力が低下すると、パルミトオレイン酸という脂肪酸が多く皮脂中に含まれます。これが細菌によって“加齢臭”と呼ばれる臭い成分となるのです。
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食事によって臭いも変化します
皮脂は食事の影響を受けやすく、脂肪分の多い食事をしていると皮脂も脂っぽくなるようです。日本人は植物性の食事が主体ですから体臭の少ない方ですが、欧米人は肉食で乳製品を多く摂るので酸味を帯びた臭いやチーズのような臭いがする人が多いです。また、体の調子によっても体臭は左右されます。腸や肝臓が弱っているときは体臭・口臭が強くなると考えられます。健康であれば体臭はあまりありません。しかし、体が弱っている時に肉やお魚を食べたりすると、健康であれば臭い成分は肝臓で分解されるのですが、弱っているとうまく分解されず、そのまま血液に送られます。それが皮脂や汗となって出てくると体臭や口臭となります。
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もう一つ体臭の要因が汗です。体温が上昇すると体温を下げるために血液からミネラルと水分を汗腺に送ります。この時大部分が血液に再吸収されますが、水分と僅かな塩分が汗として排出されます。
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これが順調に進んでいれば、少量の塩分が皮膚を酸性に保ち、菌の繁殖を抑えているので臭いは強くありません。しかし、汗腺機能が低下して再吸収がうまく出来ないとベタベタ汗に老廃物がたまりやすくなります。そして再吸収されないミネラル分が皮膚表面をアルカリ化します。アルカリ環境下では細菌が繁殖しやすく臭いを強くします。
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清潔と食事バランスで体臭ケア
私達は生きている以上、皮脂は出ますし汗もかきます。この皮脂も汗も大切な役割があるのです。皮脂や汗と上手に付き合えば体臭は大丈夫。まず基本は清潔です。お風呂に入り、皮膚を清潔に保つことです。次にバランスの良い食事です。高脂質、高たんぱくな食事に偏るのではなく、バランスの良い食事を規則正しく摂ることでしょう。そして肝臓の働きを助けるものや腸の機能を高める繊維質を多く摂ることも必要でしょう。
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さらに食物繊維を多く含む野菜や果実など多種類を多様に組合わせることで抗酸化作用をもつ物質を摂ることが出来ます。加齢による低下した抗酸化力の衰えを補えるのです。体臭ケアとはアンチエイジング(抗加齢)やメタボリック症候群の対策にもつながっているのです。
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