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健康知っ得情報 「食べられる植物を尋ねて」 監修:矢島恵美子 |
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平成元年(株)ニッコクトラスト入社、国立オリンピックセンター勤務。
退職後、現場経験を実習に取り入れ学習指導にあたる。若者向け雑誌「Happie nuts」などの
栄養アドバイスを手掛ける。
織田学園
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山菜までも商品化 |
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かつては生きるために真剣に食べられる植物を探したのですが、今では趣味やレジャー化してしまいました。また、山菜が商売として成り立ち店頭に並んでいますが、これも栽培品が多いこともご存知でしょうか。うど、ふきのとう、タラの芽、行者ニンニク等多くあります。本当に自然のものを手に入れるには自分で探さなければならない時代になってきてしまったのでしょうね。
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山菜と日本人
山菜は昔、青物が手に入らなかった時代、生活の一部に取り入れていました。春、田植えの時、祖母が田んぼの水の取り入れ口に生えているセリを根ごと採り、白い根に付いた土を洗い流し、夕食の食卓にセリのお浸しとして並んだこと、お茶の時に前の日に摘んでおいたヨモギで作ったヨモギ餅を食べた経験はありませんか。
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美味しく改良される植物
山採という言葉を聞きますが、山間地に住んでいる者にとっては日常的な食べ物ですが、都会に住んでいる人にとっては未知な植物なのでしょうか。山菜は野菜として美味しいものに改良され、本来にその植物が持っている特長を失ったものもが多くあります。例えばヤマゴボウといわれる「ごぼう」はモリアザミ(きく科)の根です。それが改良され「ヤマゴボウ」として一般に食べられるようになり、えぐみや香りが少ないものに改良され、味噌漬け等に利用されています。山菜の王様「たらの芽」もタラの木は棘があり栽培に不向きなことから、栽培用に棘なしタラの木が栽培されています。タラの芽は棘がつき物です。天麩羅にあげればその棘は柔らかくなり食べるには不都合はありません。やっぱり、自然の香りのするそのままを食べたいものです。
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たらの芽 |
山菜料理
私たちは山菜料理というと「食べられる野草」と考えがちですが、昔の人は野草の摘み取りとともに、川魚、蜂の子、川虫(ざざ虫)、昆虫(いなご)、すっぽん、鳥獣までいろいろな山野の恵みを山菜とともに料理してきました。これは一種の健康食として捕らえてきた部分もあります。蜂の子や川虫は滋養、いなごはカルシウム補給、鳥獣は貴重な蛋白源、すっぽんは体力増強に利用してきました。これは長い間の知恵が健康に貢献してきた結果でしょう。昔は自然にごく当たり前に食べられていたものが高級食材となってしまった山菜料理。でも山野をめぐれば、まだまだ本物を頂く事は可能です。
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